中学公民の要点整理

ニュースに出る中学公民の知識(衆議院、参議院)

日本は二院制を採用していますので、国会には衆議院参議院があります。
ニュースでも「衆議院本会議で…」とか「今後、参議院での審議を経て」とか流れますよね。

 

衆議院と参議院の違いは何でしょうか?
ポイントを整理しておきます。

 

衆議院の優越

公民の教科書にも出てくる重要ワードが「衆議院の優越」です。

  • 内閣総理大臣の指名
  • 予算の議決
  • 条約の承認

この3つについては衆議院での議決が、参議院の議決より優先されます。両院で異なった場合は、衆議院の議決が確定するというわけです。

 

法律案に関しては、衆議院での3分の2での再可決が可能です。参議院で否決されても、衆議院の出席議員の3分の2以上の賛成で再可決すれば、法律が成立するということ。

 

衆議院選挙のときに議席数が3分の2を超えるかに着目する理由のひとつになっています。

 

また、衆議院だけに認められているものもあります。

  • 内閣不信任決議

内閣不信任の決議をすることができるのは衆議院のみです。なので、たとえ参議院で野党が過半数を獲得しても、内閣不信任が決議されることはありません。

 

議席数、解散の有無で比較

衆議院のほうが優先されているわけは、衆議院のほうが任期も短く、解散もあるので、より民意を反映していると考えられているからです。

 

議席数、任期、解散の有無は下記のように違います。

 

衆議院参議院
議席数 475人議席数 242人
小選挙区 295人
比例代表 180人
選挙区 146人
比例代表 96人
任期4年任期6年
解散あり解散なし

衆議院は次回の選挙で定数10減により465人となる。
参議院は3年ごとに半数(121議席)改選。

 

衆議院議員は一時は512議席まで増えていましたが、定数削減により475議席(次回で465議席)まで減少しています。

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