高校入試の公民分野で出題されそうな平成30年史のグラフ

高校入試の公民分野で出題されそうな平成30年史のグラフ

高校入試の公民分野では時事問題に関連したグラフが出題されることが少なくありません。

 

平成が来年(2019年)で終了することが発表されており、平成史は要チェックです。
平成時代に変化したものをグラフにしてみましたので受験対策で確認しておいてください。

 

平成時代の日本の総人口の変化

日本の総人口が減少に転じたのが平成20年以降です。
人口減少社会に入ったとも言われています。

 

平成の人口変化
(出所:人口動態統計より作成、各年10月1日時点での総人口)

 

右肩上がりで増加しつづけていた日本の総人口は平成20年の1億2808万人を天井に減少に転じています。

 

都市部の人口増加

都市部への人口流入、地方の人口流出も平成時代の特徴です。

 

日本の総人口に占める東京都の人口割合と、東北6県(青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県)の人口割合をグラフにすると下記のようになります。

 

平成の人口流入、流出グラフ
(出所:人口動態統計より作成、各年10月1日時点での人口)

 

平成のはじめの頃(平成7年まで)は東京都の人口割合は減少していましたが、その後は上昇を続け、日本の総人口の10%を超えるまでとなっています。

 

高齢者人口と15歳未満人口が逆転

高齢者(65歳以上)人口が増加したのも平成の特徴です。
15歳未満の年少人口と比較すると、総人口に占める割合が平成9年に逆転しています。

 

高齢者人口、年少人口割合
(出所:人口動態統計より作成、各年10月1日時点での人口)

 

現在では高齢者人口のほうが15歳未満人口よりも多くなっていますが、平成8年までは反対でした。平成の中で変化があったことなので、しっかり覚えておきましょう。

 

平成の人口関連データ
暦年総人口東京都東北6県15歳未満65歳以上
平成元年123,2059.6%7.9%18.8%11.6%
  2年123,6119.6%7.9%18.2%12.1%
  3年124,1019.6%7.9%17.7%12.6%
  4年124,5679.5%7.8%17.2%13.1%
  5年124,9389.5%7.8%16.7%13.5%
  6年125,2659.4%7.8%16.3%14.1%
  7年125,5709.4%7.8%16.0%14.6%
  8年125,8599.4%7.8%15.6%15.1%
  9年126,1579.4%7.8%15.3%15.7%
  10年126,4729.4%7.8%15.1%16.2%
  11年126,6679.5%7.8%14.8%16.7%
  12年126,9269.5%7.7%14.6%17.4%
  13年127,3169.6%7.7%14.4%18.0%
  14年127,4869.6%7.7%14.2%18.5%
  15年127,6949.7%7.6%14.0%19.0%
  16年127,7879.8%7.6%13.9%19.5%
  17年127,7689.8%7.5%13.8%20.2%
  18年127,9019.9%7.5%13.6%20.8%
  19年128,03310.0%7.4%13.5%21.5%
  20年128,08410.1%7.4%13.5%22.1%
  21年128,03210.2%7.3%13.3%22.7%
  22年128,05710.3%7.3%13.2%23.0%
  23年127,83410.3%7.2%13.1%23.3%
  24年127,59310.4%7.2%13.0%24.1%
  25年127,41410.4%7.1%12.9%25.1%
  26年127,23710.5%7.1%12.8%26.0%
  27年127,09510.6%7.1%12.5%26.6%

総人口の単位は千人。
(出所:人口動態統計より作成、各年10月1日時点での人口)

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