訪日外国人に関するデータ【高校入試の公民分野対策】
東京オリンピックが2020年に行われることもあり、外国人観光客は高校入試でも取り上げられることが予想されるテーマです。
訪日外国人が増えていることは何となくニュースで知っていても、いつからどのぐらい増えだしたのかまで知っている人は少ないのではないでしょうか。
高校入試では最新のデータをもとに最近の流れが問われます。
訪日外国人に関してポイントとなる部分をまとめましたので確認してみてください。
訪日外国人数と出国日本人数の推移
訪日外国人とは、日本に来た外国人のことです。
単に訪日外国人といった場合は、観光だけでなく仕事で日本にした人も含まれます。
訪日外国人の反対ともいえるのが、出国日本人です。
こちらは日本から海外に出かけた日本人のこと。こちらも観光、仕事が含まれます。
訪日外国人数と出国日本人数では、どちらが多いのでしょうか?
年ごとの推移とともにグラフで確認しましょう。
2015年に訪日外国人数が出国日本人数を上回る
グラフを見ると訪日外国人数がここ数年で急激に上がっていることがわかると思います。
こうした特徴のあるグラフは高校入試でも出題されやすいので覚えておきましょう。
また、2015年には訪日外国人数が出国日本人数を上回りました。
ココも重要!
2014年〜2016年の訪日外国人数と出国日本人数は下記のとおりです。
年 | 訪日外国人数(万人) | 出国日本人数(万人) |
---|---|---|
2014年 | 1,341 | 1,690 |
2015年 | 1,974 | 1,621 |
2016年 | 2,404 | 1,712 |
訪日外国人数はすでに年間2000万人を超えています。
日本政府が2020年に4000万人を目標としていることとあわせて覚えておきましょう。
訪日外国人はアジア圏からが圧倒的に多い
日本に来ている外国人はどの国の人が多いのでしょうか?
2017年の国籍別訪日外国人客数は下記のとおりです。
最も多いのは中国からで、次が韓国、台湾と続きます。
アジア圏からが圧倒的に多いというのがポイント。
円グラフにすると下記のとおりです。
アメリカからは全体の5%に過ぎません。