高校入試に出る公民分野の最新データ(貿易相手国)

貿易相手国データ【高校入試の公民対策】

日本の貿易相手国に関するデータも高校入試社会の公民分野で頻出です。輸出入それぞれの代表品目(輸出は自動車、輸入は原油)の相手国について最新データと推移をグラフにしました。

 

日本の貿易相手国(自動車輸出)

まずは自動車輸出から。

 

日本の最大の自動車輸出相手国はアメリカで、2017年は38.6%。
2位のオーストラリアが6.8%なので、いかにアメリカの割合が高いかがわかります。

 

日本の自動車輸出相手国(2017年)
(出所:「財務省 貿易統計」をもとに作成)

 

 

高校入試対策としては、1位アメリカ、3位中国に挟まれた2位オーストラリアが要注意。ニュースになることが多いアメリカや中国の印象が強いだけに気をつけましょう。

 

日本の自動車輸出相手国(推移)
(出所:「財務省 貿易統計」をもとに作成)

 

2000年から2002年にかけてはアメリカの割合が50%を超えていました。
現在は、そこまで高くないことも覚えておきましょう。

 

日本の貿易相手国(原油輸入)

次に原油の輸入先を見てみます。
最も割合が高いのはサウジアラビアで40.2%(2017年)。

 

日本の原油輸入先国(2017年)
(出所:「財務省 貿易統計」をもとに作成)

 

原油輸入先の中東依存度が高いことが重要なポイント。
中東以外の国ではロシアインドネシアメキシコなどから原油を輸入しています。

 

日本の原油輸入先国(推移)
(出所:「財務省 貿易統計」をもとに作成)

 

直近でサウジアラビアの割合が上昇しているのがポイント。
最新データで教科書には掲載されていないと思うので、ここでチェックしておいてください。

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